矯正治療の流れ

初診・相談

1時間〜1時間30分

期間・料金・矯正装置等、矯正治療に関してご説明し、患者さんのご希望を伺います。

治療前の定期検診

3ヶ月〜1年毎の間隔で通院が必要

最適な矯正治療の開始時期を判断するための定期検診
かみ合わせの状態やその他様々な原因で矯正治療を開始するのに最適な時期を決めるために矯正治療前の定期健診は大切です。

精密検査

30分

きちんとした治療の計画を立てるためには、患者さんの骨格など調べないと診断することができません。そのために必要な資料(模型作成・レントゲン撮影・写真撮影・歯磨きの状態・歯肉の状態・他)の採取を行います。

検査結果の報告

1時間〜1時間30分

患者さんご自身の具体的な症状・治療方針・治療方法についてご説明いたします。

治療開始

抜歯が必要な場合

一般歯科医院又は大学病院をご紹介し、抜歯をしていただきます。

抜歯終了後、あるいは抜歯が必要ない場合

[装置装着] 1〜2時間

  

[動的治療](歯を動かす治療) 1年半〜2年半

矯正治療には様々な段階がありますが、歯を動かす治療を行っているときは2週間から6週間に1回の割合で通院していただき、矯正装置の調整をします。動的治療には1年半から2年半ぐらいの治療期間が必要です

※家庭での装置装着の重要性
矯正装置には、患者さんご自身で付けはずしのできる装置もいろいろな種類がありますが、お口の中に装着して気持ちのいいものは残念ながらひとつもありません。どんな装置にも必ず違和感があり、お口の中に装置をつけていることが面倒くさくなってしまうのです。
ただ、どんなに性能のいい装置でも、手に持っていたのではまったく意味がありません。必ず使用時間と使い方を守ってもらうことが大切です。

  

[保定](動いた歯を落ち着かせる治療) 1年半〜2年半

歯を動かす治療が終わり、きれいになった歯並びが安定するまでの間、治療した歯がまたもとの位置に戻ってしまわないように保定治療というものを行います。保定期間は1年半から2年半です。この期間は3ヶ月から6ヶ月に1回、装置のチェックと調整に通院していただきます。

※保定の重要性
歯を動かす治療が終わったばかりのときに、歯はまだグラグラしていて、新しい位置になじんでいません。そのまま何もせずにほおっておくと、歯はまた元の位置に戻ってしまいます。歯並びが歯を動かす治療の前の状態に戻ってしまったら何のためにがんばったのかわからなくなってしまいます。そのような後戻りを防止する治療を保定治療といいます。それまでがんばってきた歯を動かす治療が無駄になってしまうかもしれませんので、保定治療はとても大切です。

矯正治療について先生からのメッセージ

矯正治療をうまく進めるために、患者さんにがんばっていただきたいことが二つあります。

まず一つ目は歯磨きです。お口の中に矯正装置が付くと、食べたものが矯正装置に引っかかり歯が汚れやすくなるうえ、とても歯が磨きにくくなってしまいます。つまり虫歯になりやすくなってしまいますので、歯磨きは十分にがんばっていただきたいと思います。しっかり磨けていれば簡単に虫歯になったりはしません。

もうひとつは「ゴムかけ」です。矯正治療中に写真のように小さな輪ゴムをお口の中に掛けていただかなければならないことがあります。そしてこのゴムは決められた時間毎にご自分で取り替えていただかなければなりません。つい忘れてしまったり、面倒くさかったりしてゴムをかけている時間が短くなってしまうと、治療が順調に進まなくなってしまいます。ゴムの力で歯を少しずつ動かしますので、治療をスムーズに進めていくためにこの「ゴムかけ」はとても大切です。

どちらも矯正治療を順調に進めていくためにとても大切なことです。ぜひがんばっていただきたいと思います。

治療完了、定期検診

[矯正治療終了]

  

[定期検診]

歯並びや治療の状態によって3ヶ月から1年毎に検診にいらしてください。

矯正治療できれいになった歯並びが、体の成長や親知らずが原因でまた悪くなってしまうことがあります。の定期健診は、きれいになった歯並びをまた悪くしてしまわないために大切です。

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八百板矯正歯科

矯正治療専門 八百板矯正歯科 院長 八百板 正志
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